明日、私は誰かのカノジョ6巻あらすじ【ネタバレ有】
ホストってはまると抜けられない沼度高い世界なんだなと知ることができた6巻でした。
あらすじ
一度きりでホストに行くことはもうないと思っていた萌は既読無視しても何度も送られてくる営業LINEがすこしばかり気になっていましたまた、ハルヒに入れ込むゆあもお金の面で限界が来ていました。 ホストの世界とそれにハマる人が描かれていた6巻でした。
ゆあとハルヒ
ハルヒに入れ込むゆあは中々大変な生活を送っていました。
ホストに日々通うためにはお金が必要で多く稼ぐためにガールズバーではなくデリ〇ルのようなものをしていました。ハルヒに会うためにはお金が必要なもののお金を稼ぐ間はに会えず会いたくもないおじさんと会って多額のお金を稼がなくてはなりませんでした。
しかもハルヒのノルマ達成のためにラストのシャンパンをゆあに煽ったり、以前家に来ると約束を破ったことなども含め自分の思っていることを全部言って喧嘩になってしまいました。 ゆあの家でハルヒに抱かれるもどれだけ献身的な行動してもホストと客という構図は変わることはなく、ゆあは満足することはなくハルヒが思い通りになってくれないものの好きであることは辞められないゆあの心情はまるで「ひびの入ったグラス」に水を満たそうとするようでした。
ハルヒを独占して特別な関係になりたいと思いつつもホストだからあきらめなくてはならない部分そしてあきらめたくても諦められないゆがんだ関係の愛とゆあの日常が描かれていました。
萌とホスト
性格的にも二度とホストにはいかないだろうな物語にどう絡むのかな と思っていたもののそんなことはなくホストにどっぷりハマってしまった1人の女性として描かれていました。 男の人に抱かれても満たされることはなかったのにホストではおんなとして扱われることに悦びを感じていました。 優しくされ、何度も通ってしまっていました。 しかもタチが悪いことに口座の残金が大幅に減って いるのにも関わらず自分はホストにお金を使っている感覚がありませんでした。 日に日に短い時間だけでは我慢できず、300万もするシャンパンを頼んでしまった りと破滅の道まっしぐらでした。 ホストってお客もホスト側も怖いんだなと初めて知りました。
ホストの世界
ホストの世界はなんにも知らないのでこのようにマンガで読んで疑似体験でも世界に触れられたのはとてもいいなと思いました。またホスト側も女の子にお金を落としてもらうため手を変え品を変えホストごとに様々な手段を取っているのだろうなと知ることができました
今後の予測
いままで様々な人間の持つ欲望をこれでもかと描いてきたなとおもっています。 レンタル彼女にお金を出せばだれかを”所有できる"といった勘違いや 美醜へのこだわりなど、レンタル彼女を利用する側や働く側など様々な人の欲望が露になっていました。 今回は大きく言うと承認欲求、そこにお金というのが絡んでいます。 身の丈に合わないお金を使うことは人を滅ぼすの どうかそれが描かれているようでなりません。 続きがとても楽しみです。