yashahazeのブログ

漫画の感想を書いてます。メジャーだったりマイナー作品いろいろ書きます。

明日、私は誰かのカノジョ9巻あらすじ【ネタバレ有】

 

萌の話そしてゆあの話がちょうど8巻で終了しあらたな女性が登場する9巻でした。

8巻までは女性に焦点が当たり男性は登場しても特に詳しく語られることはなかったものの9巻では割と詳しく語られる男性が登場しました。

登場人物

留奈(源氏名:伊織)

いわゆる”個室サウナ”で泡姫として働く女性留奈に今度はスポットが当たりました。 8巻までの時と萌とゆあはホストのために自分の体を使いお金に変えホストに身をささげて一種の依存のような形になっていました。 一方で9巻は180度タイプが異なる女性留奈が登場しました。プライベート空間が狭く、推しにスパチャをしたり、 流行りのブランドものを買うもの彼氏のために整形する人のことを嫌っています。 服も容姿も愛情も自分が幸せになるための手段であって目的じゃないでしょ?という価値観の持ち主で自分のお金は自分がしたいこと”に使っていました。他人に合わせて自分の時間が食われるのもあまり好きではありませんでした。

男性配信者:バシやん

配信を仕事にしているvtuberのような男性が心のお店に来店しました。男性キャラがしっかりと描かれるのは初めてな気がします。いままで雪をレンタル彼女に指名した新卒の異性やホストの楓など登場はしていたもののどんな性格でなにを普段考えているかなど詳しく描かれる男性は登場しませんでした。9巻ではバシやんがメンタルがとても弱いながらも配信していることやいまやっている配信が頭打ちに近いこと、グループで配信を行っている顔出しはしないで配信を行うVtuberのようなことが明らかになりました。顔バレや交際関係の炎上といったことを常に気にながら自分のプライベートを切り売りしており、アイドル並みに大変だなと苦労している様子が明らかになっています。

魔が差して

”個室サウナ”で働く伊織は「いまさらお金をもらわずに寝るなんてできない」と同業者に愚痴っていました。しかしバシと接客する中でいつものお客さんよりも年齢が若いや 「あぁこれで客じゃなかったらなぁ」となる程の顔立ちで身につけているものや身なりなどが高級品で固められていることに興味が沸き一緒にご飯に行きお酒の勢いでワンナイト過ごしてしまいました。

「お客のことを人だと思わない方がいい。 部屋に入ってきた虫にここは人間の住居だから入らないでと諭す人はいないでしょ?」とお客さんのことを人と思わず自分を大事にしたほうがいいと言い切る伊織と、配信を通じて炎上やネットの反応などを気にするバシが付き合うことになるのか 含みを持たせたまま9巻は終わりました。

対極な2人が付き合って果たして続くのかどうか。そして配信で泡姫と付き合っていることがバレて炎上するのではないか。不安要素しかない状態で終わった9巻だったので10巻が楽しみです。