yashahazeのブログ

漫画の感想を書いてます。メジャーだったりマイナー作品いろいろ書きます。

明日、私は誰かのカノジョ10巻あらすじ【ネタバレ有】

留奈とパシャンの関係そして不穏な展開が描かれていた10巻でした。

あらすじ

留奈は結局配信者のばしやんと付き合うことになりました。頭の片隅では「付き合っても養ってはくれないしお金を稼がなくては」と思っているもののなんだかんだばしゃんと付き合ってしまっている留奈の葛藤そして周りの環境が描かれていました。

 

留奈の性格

惚れっぽいと本人的に自覚していたものの「このままではいけない」とリナと雪に相談をしました。 相談し雪からは 「おかねがあれば選択肢が広がるし、お金だけは裏がいらない」 とその場ではなるものの結局ばしゃんに相手をしてしまい付き合ってしまいました。8巻まで出てくる女性はなんだかんだ ずっと“つよく”一貫性のある女性がほとんどでした。理性ではわかっていても付き合ってしまうこの人間っぽさが留奈にはあるなと思いました。

リスナーへの恐怖

バシヤンは、留奈と付き合うことで掲示板を見なくなりメンタルは大分回復してきました。 しかし泡姫と付き合っていることがバレれば炎上することは間違いありませんでした。 パシャンは掲示板の書き込みには敏感なのに留奈がお店のアカウントでツイッターをフォローしていることなどを特に言及することはありませんでした。

またバシやん配信を聞いている人は彼の一挙手一投足を見ており、しかもファンはいわゆるがち恋層が多数存在しています。

留奈がSNSにアップしたワインにバシやんが写っている事を指摘さればしゃんは炎上してしまいました。 現実でもVtuberや配信者は身バレやちょっとしたつぶやきで場所を特定されたり映り込む可能性があるので怖いなと思いました。炎上し、ばしやんは「リスナーを人と思ったら行けない」と冷静を装いつつなんらかの弁明をするのか?と思われるところで10巻は終わりました。 どう収束させるのか、また留奈と別れるのか楽しみです。

推し事に関して

自分の好きな配信者を「推し」 と言い推しのためにグッズを購入したり配信者にスーパーチャットを投げたりといった活動はもはや大分浸透し、推しに関係する活動をお仕事とかけて、 推し事といったりします。

今回ばしやんのリスナーの中にもそんな人が多数いました。 私自身 「推してあげてる」と義務感や使命感のようになったら手を引くかいったん距離を取るべきだなと思います。 自分自身が楽しんで推しに対して没頭するのはとても幸せな気持ちになれますし配信している側もうれしいのでwin-winだと思います。

しかし「推してあげている」と使命感や義務感になると 他人のために"やっている”感覚になるので見返りなしにはできないと思います。 ホストにハマっていたゆあのように満たされたいのに満たされないそんな感覚になってしまうと思います。