yashahazeのブログ

漫画の感想を書いてます。メジャーだったりマイナー作品いろいろ書きます。

黄泉のツガイ1巻感想とあらすじ【作品紹介】

ぜひ事前情報なしに1巻を読んでほしいなと思います。 可能な限りネタバレ無しで感想と作品紹介をしていきたいと思います。

あらすじ

妹「アサ」想いな双子の兄ユルは平凡な生活をしていました。突如村を襲う集団が現れて、 今までの生活と異なる生活を強いられました。襲われた集団に対抗すべくスタンドのような自分だけの使い魔? ツガイを召喚しました。劇的にいままでと環境が変わり、信じていたものが信じられなくなったユル はどうするのか?新しい荒川先生の物語です。

登場人物

ユルとアサ

「東の村で昼と夜が同じ長さの日に日の出を堺に生まれた男女の双子が生まれた時には時代が変わる」 という言い伝えが村に残っていました。ユルは日々狩りをして過ごしてヨルはおつとめのために1人隔離されて いました。

右と左

ユルが召喚した2体のツガイです。右はいかつい見た目ながらも意外と 優しい性格の男でとても鼻などが効き索敵向いていたりと器用であり、

左は女性ながらもおっかなく戦闘になると相手の防御をこじ開けて無理やり突破しています。 最初戦闘が得意なのはいかつい見た目の右の方だと思っていたので女性のほうが強いと知ったときは「あぁ荒川先生の作品に出てくる女性はみんな強いもんな」と納得しましたw

魅力

エフェクトやキャラそして狛犬や背景に至るまで絵がとても綺麗です。

また、荒川先生はバトルもの面白いな~としみじみ感じました。ハガレン好きならハマること間違いなしだと思います。

 

 

あまり書いてしまうとネタバレになるので避けますが、話の展開がすごくびっくりするので是非読んでほしいです。 短いですがこの辺りで筆をおかせていただきます。読んで損のない1冊だと思います

明日、私は誰かのカノジョ10巻あらすじ【ネタバレ有】

留奈とパシャンの関係そして不穏な展開が描かれていた10巻でした。

あらすじ

留奈は結局配信者のばしやんと付き合うことになりました。頭の片隅では「付き合っても養ってはくれないしお金を稼がなくては」と思っているもののなんだかんだばしゃんと付き合ってしまっている留奈の葛藤そして周りの環境が描かれていました。

 

留奈の性格

惚れっぽいと本人的に自覚していたものの「このままではいけない」とリナと雪に相談をしました。 相談し雪からは 「おかねがあれば選択肢が広がるし、お金だけは裏がいらない」 とその場ではなるものの結局ばしゃんに相手をしてしまい付き合ってしまいました。8巻まで出てくる女性はなんだかんだ ずっと“つよく”一貫性のある女性がほとんどでした。理性ではわかっていても付き合ってしまうこの人間っぽさが留奈にはあるなと思いました。

リスナーへの恐怖

バシヤンは、留奈と付き合うことで掲示板を見なくなりメンタルは大分回復してきました。 しかし泡姫と付き合っていることがバレれば炎上することは間違いありませんでした。 パシャンは掲示板の書き込みには敏感なのに留奈がお店のアカウントでツイッターをフォローしていることなどを特に言及することはありませんでした。

またバシやん配信を聞いている人は彼の一挙手一投足を見ており、しかもファンはいわゆるがち恋層が多数存在しています。

留奈がSNSにアップしたワインにバシやんが写っている事を指摘さればしゃんは炎上してしまいました。 現実でもVtuberや配信者は身バレやちょっとしたつぶやきで場所を特定されたり映り込む可能性があるので怖いなと思いました。炎上し、ばしやんは「リスナーを人と思ったら行けない」と冷静を装いつつなんらかの弁明をするのか?と思われるところで10巻は終わりました。 どう収束させるのか、また留奈と別れるのか楽しみです。

推し事に関して

自分の好きな配信者を「推し」 と言い推しのためにグッズを購入したり配信者にスーパーチャットを投げたりといった活動はもはや大分浸透し、推しに関係する活動をお仕事とかけて、 推し事といったりします。

今回ばしやんのリスナーの中にもそんな人が多数いました。 私自身 「推してあげてる」と義務感や使命感のようになったら手を引くかいったん距離を取るべきだなと思います。 自分自身が楽しんで推しに対して没頭するのはとても幸せな気持ちになれますし配信している側もうれしいのでwin-winだと思います。

しかし「推してあげている」と使命感や義務感になると 他人のために"やっている”感覚になるので見返りなしにはできないと思います。 ホストにハマっていたゆあのように満たされたいのに満たされないそんな感覚になってしまうと思います。



明日、私は誰かのカノジョ9巻あらすじ【ネタバレ有】

 

萌の話そしてゆあの話がちょうど8巻で終了しあらたな女性が登場する9巻でした。

8巻までは女性に焦点が当たり男性は登場しても特に詳しく語られることはなかったものの9巻では割と詳しく語られる男性が登場しました。

登場人物

留奈(源氏名:伊織)

いわゆる”個室サウナ”で泡姫として働く女性留奈に今度はスポットが当たりました。 8巻までの時と萌とゆあはホストのために自分の体を使いお金に変えホストに身をささげて一種の依存のような形になっていました。 一方で9巻は180度タイプが異なる女性留奈が登場しました。プライベート空間が狭く、推しにスパチャをしたり、 流行りのブランドものを買うもの彼氏のために整形する人のことを嫌っています。 服も容姿も愛情も自分が幸せになるための手段であって目的じゃないでしょ?という価値観の持ち主で自分のお金は自分がしたいこと”に使っていました。他人に合わせて自分の時間が食われるのもあまり好きではありませんでした。

男性配信者:バシやん

配信を仕事にしているvtuberのような男性が心のお店に来店しました。男性キャラがしっかりと描かれるのは初めてな気がします。いままで雪をレンタル彼女に指名した新卒の異性やホストの楓など登場はしていたもののどんな性格でなにを普段考えているかなど詳しく描かれる男性は登場しませんでした。9巻ではバシやんがメンタルがとても弱いながらも配信していることやいまやっている配信が頭打ちに近いこと、グループで配信を行っている顔出しはしないで配信を行うVtuberのようなことが明らかになりました。顔バレや交際関係の炎上といったことを常に気にながら自分のプライベートを切り売りしており、アイドル並みに大変だなと苦労している様子が明らかになっています。

魔が差して

”個室サウナ”で働く伊織は「いまさらお金をもらわずに寝るなんてできない」と同業者に愚痴っていました。しかしバシと接客する中でいつものお客さんよりも年齢が若いや 「あぁこれで客じゃなかったらなぁ」となる程の顔立ちで身につけているものや身なりなどが高級品で固められていることに興味が沸き一緒にご飯に行きお酒の勢いでワンナイト過ごしてしまいました。

「お客のことを人だと思わない方がいい。 部屋に入ってきた虫にここは人間の住居だから入らないでと諭す人はいないでしょ?」とお客さんのことを人と思わず自分を大事にしたほうがいいと言い切る伊織と、配信を通じて炎上やネットの反応などを気にするバシが付き合うことになるのか 含みを持たせたまま9巻は終わりました。

対極な2人が付き合って果たして続くのかどうか。そして配信で泡姫と付き合っていることがバレて炎上するのではないか。不安要素しかない状態で終わった9巻だったので10巻が楽しみです。

明日、私は誰かのカノジョ8巻あらすじ【ネタバレ有】

ドラマでもホストにハマる部分はなかなかいいなと思いました。ホストにハマった女性の問題解決の8巻でした。

翼との再会と

TRAPで仲良くしていた店員翼こと”ばさやん”と再会し、久々に話しました。以前出会っていた時と萌こ外見がことなることなどをばさやんに驚かれつつも 褒められました。しかし萌は以前ばさやんとどのように話していたのか思い出せず、 ホストのことを話せずまごまごしてしまいました。ホストに通い詰める萌の様子がずっと描かれていたので、 その他の人間関係が再び描かれ始めました。

限界とその後

サークルのライングループも抜け、大学も退学しホスト楓のバースデーのために140万ためるべくナイトで働いていたものの、 お金を手に入れれば入れるほど精神がすり減っていく日常に限界を迎えつつありました。

無事140万貯め楓のために使おうとお店に向かう途中TRAPの店長みっこから「きんたまきらきら金曜日」とふざけたラインをもらい道路で爆笑してしまいました。そこで吹っ切れたのか楓の店には向かわずその足で 久しぶりにTRAPに顔を出しました。

「大恋愛してきたよ」 と声高に萌が来店するとみっこは温かく受け入れてくれました。コミュニティーって複数もっておかないとなにが正常なのかわからなくなるなぁと痛感しました。みっこに萌は救われてよかったなと思いました。

大学も辞めてしまいもともとの目標の「公務員になる」からは大きく離れてしまったものの以前のようにナイトで働き精神をボロボロにすることはなく、再スタートを図りました。

変化の萌と感想

その後どうなったのか詳しく描かれてはいないものの理髪師?なのかなと親とのやり取りから推測します。

再び新宿の街を歩く身綺麗にしながらも夜のお店のキャッチを断り、また 楓がNo.1ホストであると広告の入ったトラックを見ても再びホストの店の扉をたたくことはありませんでした。

いままで出てきた女性は、問題は解決するもののその人自身の性格や生きざまに 変化が無かったように思えます。 例えば彩などは氏と別れることになり仕事をクビになり、元に訴えると脅されたりいろいろな事態が起きたものの整形をし続ける生き方は変わっていません。しかし今回の萌はホストにお金と時間を費やすを生活をやめたとえ楓ことを思い出すことがあっても再びホストにお金を落とすことはありません。また見た目も最初のときほど可愛くしているもののホストに通っていた時ほどではないいい塩梅になっています。 見た目を気にしつつも自分の人生を生きるそんな性格にホストにハマっていた 時期を経て変化したように思えます。

萌の話は読んでいて辛かったのでいい終わりだなと思いました。 ゆあの過去の話も収録されており、ホストにハマるまでに 何があったのかがわかる過去話でした。 9巻はどんな女性が登場するのか楽しみです。

明日、私は誰かのカノジョ7巻あらすじ【ネタバレ有】



ホストにドはまりしてお金が無くなり奨学金に手をだしてしまった 萌と、どんなに邪険に扱われてもハルヒから離れることができないゆあの ホストにはまる女性2人が描かれており正直読んでいていたたまれない気持ちが出てきてしんどくなる7巻でした。

萌とゆあ

奨学金に手を付けてしまいさすがにヤバイと思った萌は自分の見た目を変えて手っ取り早く日払いでメンズエステのバイトを始めることにしました。自分の体を犠牲にし男の人に何を言われようと心を無にしてお金を稼いでいました。 そんな毎日を過ごしており、心はだいぶ摩耗しながらもホストに会いに行っていました。憔悴気味の日々を 過ごしながらもホストに会ったときの高揚感がやめられずボロボロになりながらも通っていました。

ふと冷静になり「楓が電話にでなかったらホストに通うのをやめよう」と思うものの、電話に出てくれたことが忘れられずに通い続けていました。

ゆあ

ハルヒに献身的にお金を落としているのにもかかわらず自分の思い通りにならないことに疲弊していました。SNS上で不特定多数に愚痴を聞いてもらう配信などをするもののホスト通いは 継続していました。また ホストの担当を変えるかというとそれもなくゆあはハルヒを指名しホストに通い続けていました。お金だけでつながっているホストと客の関係で恋愛は発生しないはずなのに優しくされるから恋愛感情があるように思えてならないそんなゆがんだ愛情が丁寧に7巻で描写されていました。

そんな叶わない夢の中にいる顔の前に偶然TRAPで顔馴染みの「ばさやん」が現れまし た。 久しぶりの再会でお茶し、ばさやんから「萌さんに言わなきゃいけないことがあるんです」 というセリフで7巻は終わりました。頭はこのあとホスト通いから抜け出すのかそれともよりホストに通うようになり大学を辞めてしまうようなもっとしんどい展開になるのかどちらに転ぶのか気になります。

個人の感想

ホストにハマったことにも行ったこともなくいまいち共感ができませんが、ホストは距離の近い3次元の推しなのかなと思いました。ある程度自分の思ってくれて自分の会いたいときに会うことができ、かけてほしい言葉をかけてもらえる推しと思うとなるほどなと思いました。イケメンだからというよりも自分だけに特別な言葉をかけてくれる関係に一度ハマると確かに抜けられないなと思いました。

明日、私は誰かのカノジョ6巻あらすじ【ネタバレ有】



 

ホストってはまると抜けられない沼度高い世界なんだなと知ることができた6巻でした。

あらすじ

一度きりでホストに行くことはもうないと思っていた萌は既読無視しても何度も送られてくる営業LINEがすこしばかり気になっていましたまた、ハルヒに入れ込むゆあもお金の面で限界が来ていました。 ホストの世界とそれにハマる人が描かれていた6巻でした。

ゆあとハルヒ

ハルヒに入れ込むゆあは中々大変な生活を送っていました。

ホストに日々通うためにはお金が必要で多く稼ぐためにガールズバーではなくデリ〇ルのようなものをしていました。ハルヒに会うためにはお金が必要なもののお金を稼ぐ間はに会えず会いたくもないおじさんと会って多額のお金を稼がなくてはなりませんでした。 

しかもハルヒのノルマ達成のためにラストのシャンパンをゆあに煽ったり、以前家に来ると約束を破ったことなども含め自分の思っていることを全部言って喧嘩になってしまいました。 ゆあの家でハルヒに抱かれるもどれだけ献身的な行動してもホストと客という構図は変わることはなく、ゆあは満足することはなくハルヒが思い通りになってくれないものの好きであることは辞められないゆあの心情はまるで「ひびの入ったグラス」に水を満たそうとするようでした。

ハルヒを独占して特別な関係になりたいと思いつつもホストだからあきらめなくてはならない部分そしてあきらめたくても諦められないゆがんだ関係の愛とゆあの日常が描かれていました。

萌とホスト

性格的にも二度とホストにはいかないだろうな物語にどう絡むのかな と思っていたもののそんなことはなくホストにどっぷりハマってしまった1人の女性として描かれていました。 男の人に抱かれても満たされることはなかったのにホストではおんなとして扱われることに悦びを感じていました。 優しくされ、何度も通ってしまっていました。 しかもタチが悪いことに口座の残金が大幅に減って いるのにも関わらず自分はホストにお金を使っている感覚がありませんでした。 日に日に短い時間だけでは我慢できず、300万もするシャンパンを頼んでしまった りと破滅の道まっしぐらでした。 ホストってお客もホスト側も怖いんだなと初めて知りました。

ホストの世界

ホストの世界はなんにも知らないのでこのようにマンガで読んで疑似体験でも世界に触れられたのはとてもいいなと思いました。またホスト側も女の子にお金を落としてもらうため手を変え品を変えホストごとに様々な手段を取っているのだろうなと知ることができました

 

今後の予測

いままで様々な人間の持つ欲望をこれでもかと描いてきたなとおもっています。 レンタル彼女にお金を出せばだれかを”所有できる"といった勘違いや 美醜へのこだわりなど、レンタル彼女を利用する側や働く側など様々な人の欲望が露になっていました。 今回は大きく言うと承認欲求、そこにお金というのが絡んでいます。 身の丈に合わないお金を使うことは人を滅ぼすの どうかそれが描かれているようでなりません。 続きがとても楽しみです。

SPY×FAMILY9巻あらすじ【ネタバレ有】

あらすじ

ヨルさんはフォージャー家の日常をいったん忘れ、いばら姫として戦闘の意思を強くし、戦いに集中しました。いつもの武器を落としてしまい敵の手練れに苦戦していました。そんな彼女を助けるべくアーニャは動きました。いばら姫の話とその後が描かれた9巻でした。

ヨルさんの戦闘

船上で様々な人がバカンスを楽しむ中、ヨルさんは船上で戦闘を行っていました。手練れとの戦闘の中でいつも使っている武器を落としてしまい。リーチが足りずに苦戦していました。そんな様子をアーニャは超能力で察し、ヨルの武器を探し甲板の上に投げ込みました。 結果的にヨルさんにいつもの武器を渡すことはできたものの、投げた位置が全然手前だったのはアーニャらしいなと思いました。

胸に大きな傷を負ってしまうものの見事敵を退けることに成功しました。またヨルさんが戦っている間、ロイドは1人がバカンスを楽しんでいたわけではなく、東国の船に変装し船に取り付けられた爆弾を解除していました。バカンスなのに任務とも関係のないところに手を出してしまうのはロイドらしいなと思いました。

描かれるフォージャー家

クルーザーでのドタバタをひと段落終え、フォージャー家はバカンスを楽しみました。

また船旅から帰るとお留守番していたポンドとロイドのお散歩回も描かれていました。

ボンドは優しい性格でロイドからいざというとき不審者を捕まえられるように訓練を行うも、誰かの胸や足にかみついたりするのは躊躇しているのが描かれていました。

ロイドとボンドが散歩している途中火事の中に取り残されている犬を未来予知で察知しロイドに伝えました。 燃え盛るビルに入ったロイドとボンドはわんちゃんを見事救出しました。火災のビルの中でもポンドは燃え落ちてくるがれきを予知しロイドに伝え助けたりと活躍していました。

戦闘では頼もしいヨルさんも日常生活では途端にポンコツな場面もしっかりと描かれていました。ベッキーがフォージャー家を訪れロイドに会い気を引くために 「あぁ酔っちゃった」と紅茶を飲みながら言うセリフに対しロイドは「こどもこの冗談だな」とあきれつつもヨルさんは「私間違えてアルコールをだしてしまいました?」と慌ててベッキーを担ぎ、急いで病院へと向かいました。

病院に向かう途中車にはねられてもピンピンしていて ヨルさん体はこんなに丈夫なのにこどもの冗談にも真剣に取り合うのはヨルさんらしいなと思いました。

スパイファミリーというタイトル

9巻を読んでいてふとタイトルに込められた意味について考察したくなりました。

最終的にはそれぞれの裏の顔がばれるエンディングにはなるとは思います。

そのあとアーニャが危惧しているように家族がバラバラにならないエンディングがいいなと自分勝手ながらも考えました。今回船上ではヨルさんは戦闘をしロイドは爆弾を解除し、アーニャはヨルさんの手助けのために超能力を使ったりと3者3様にそれぞれの能力を発揮しつつも 1つの問題を結果的には解決しています。

最終的には裏の顔や能力がわかったうえで一緒の任務を実行する スパイファミリー”として暗躍していくのではないかなとふと妄想しました。