yashahazeのブログ

漫画の感想を書いてます。メジャーだったりマイナー作品いろいろ書きます。

SPY×FAMILY3巻あらすじ【ネタバレ有】

あらすじ

実際に会ったのは数日しか経っていないもののイーデン校に入学する都合上入籍は1年前としていたロイドとヨルは、ヨルの弟に「なんで結婚していたことを1年も黙ってたんだ!」と言われフォージャの家に急遽訪れることになりました。偽装結婚がばれないように裏の顔を持つ家の日々が描かれる3巻でした。

ヨルの弟ユーリ

ヨルの弟ユーリは姉ヨルが結婚していた事実を人づてに知り、しかも入籍は1年前と聞き驚いていました。シスコンであるユーリは「姉さんは世間知らずなところがあるからたぶらかされているかもしれない。ボクが姉さんにふさわしいか見極めてやる」と意気込みフォージャーを訪れることになりました。

(書類上は) 1年以上経っているのに唯一の肉親である弟に報告しなかったことを怪しまれるのではと危惧するロイドと「姉さんにふさわしい人間か確かめてやる」と意気込むユーリの心理戦が描かれていました。

シリアスな心理戦になるかとおもいきやそれは冒頭のだけでそういった雰囲気の弟ユーリとの対面でした。1年報告していなかったのをどうごまかそうかと悩んでいたロイドに対しヨルは 「そこに関しては任せてください」と自信満々でした。どんな言い訳をするのかと思いきや「結婚報告を忘れていたからです」の一点張りでした。しかもユーリにどうしてこの間電話した時にでも教えてくれなかったのかと聞かれると 「報告するのを忘れていたのを忘れていたからです」と苦し紛れすぎるいいわけをしました。ただ姉のことはなんでも信じる弟はそっか〜と納得していました。身構えていたロイドは肩透かしにあったような気分でした。ロイド、ヨルと裏の顔のある人が多い中、ユーリも外交官という表の顔以外にも裏の顔として秘密警察の顔も持っていました。また裏の顔を持った人が増えたもののヨルさんには秘密警察のことを隠しているようで知らず、秘密警察は黄昏の敵で黄昏を探しているものの目の前にいるとはつゆしらず会話していました。 改めて平凡なステータスの人が1人もいない家族だなと思いました。

語られる学校風景と

新たな裏の顔をもつ登場人物が増えた一方でアーニャの学校生活もきちんと描かれていました。イーデンで行われるクラス対抗ドッチボールでステラが授与されるとの噂を聞き、それぞれのクラスで気合を入れてドッチボールに臨みました。 

アーニャやベッキーやデズモンドの息子ダミアンはお互いに悪態をつきつつも同じチームとして一致団結しているところに現れた相手チームには「本当に小学一年生か?」と思える体格の人がいました 。次々に当てられアーニャとダミアンだけになるもアーニャは相手の心を読み狙っている箇所を読んでよけ続けました。しかし転んでしまいアーニャが当てられしそうになったそのときダミアンが身代わりになりアーニャを最後の一人として残しました。

せっかく必死にダミアンが身代わりになるも結局アーニャも当たってしまい アーニャのクラスは負けてしまいました。 ステラの話は噂で授与は 無かったもののダミアンと仲良くなることはできたお話でした。

ステラ獲得に向けて

学業、芸術など様々な分野で優秀な成績を収めると学校からステラを授与されそれを8個集めるとインペリアルスカラーになることができ、デズモンド総裁と近づくためにもステラを集めるのは必要でした。

優秀な成績どころか退学させられてしまうほどの成績を取ってしまうアーニャにロイドは諦めかけ、芸術やスポーツなどなにか秀でた部分を探そうとするもなかなか見つかりませんでした。手っ取り早くステラを獲得させるため社会貢献を経験させようとロイドはアーニャを病院に連れていくボランティア 活動をさせようとしました。花瓶を壊してしまったり、書庫の整理では漫画を読みふけってしまったりとボランティアも難しそうでした。しかしアーニャは心を読む力でこどもがおぼれている声が聞こえるのに気づきました。アーニャは単独でプールに走りおぼれている子を助けようとしました。アーニャもおぼれかけるもロイドに2人とも助けられ、アーニャは人命救助の功績でステラを獲得することができました。

ステラを取っても相変わらず学校では「暴力女」 と言われるもののダミアンからの評価は少し変わってきていました。

ステラ獲得のプランAが進みつつ、ダミアンと仲良くなるプランBもドッチボールで進展を見せる部分のあり両方とも進んでいるなと思いました。ラストでは、犬?が出てきており、フォージャー家とどう絡むのか楽しみです。