yashahazeのブログ

漫画の感想を書いてます。メジャーだったりマイナー作品いろいろ書きます。

SPY×FAMILY4巻あらすじ【ネタバレ有】

あらすじ

 

スパイっぽいお話と新たな家族アーニャは初めてのステラのご褒美として犬が欲しいと言いました。 一方で犬を使った事件が起ころうとしています。ドタバタコメディだったのにシリアスな展開の4巻でした。

 

ステラのご褒美

初のステラを獲得できたアーニャはロイドに「犬が欲しい」とねだりました。ペットショップに行ってもこわもての犬ばかりでアーニャのイメージとは違いました。ロイドは急にスパイの任務に呼ばれ一時的に席を外し、アーニャとヨルで別の場所で犬を吟味していたところで、アーニャが犬の心を読む能力を使うロイド一家のことを考えている犬がいました。アーニャがヨルの目を盗み追いかけていくと悪い組織にみつかってしまいつかまってしまいました。 少し目を離している間にアーニャを見失ってしまった。ヨルは見事アーニャを見つけ出し悪い組織から救いだしました。ヨルさんが単独でアーニャを救い出す戦闘力の高さはさすがいばら姫だなと思いました。アーニャをさらった組織とロイドの今回のミッションはたまたまおなじでした。犬が絡んでいる事件に巻き込まれるアーニャとヨルとその事件を解決しようとするスパイファミリーのそれぞれの裏の顔が発揮されていました。

アーニャの活躍

ヨルに助けてもらい無事に解放されるも犬の心をアーニャが読むと、いつものようにセリフではなくフォージャー家の一家の画像を読みました。その犬はアーニャと同様に特殊な力をもっているようで未来予知ができる能力を持っていました。 犬が未来予知した画像をアーニャの心を読む力で読み取り、予知した画像を犬と共有しました。 最初は画像の意味が理解できないアーニャだったものの、「もしかして未来」と推測し、ロイドがいなくなってしまう未来を危惧しそれを変えるべく、アーニャは犬に乗り街を疾走しました。 小さな手で大型犬にしがみついている様子はとってもかわいいです。

未来予知を心を読む能力で画像をみて、 大時計の時刻が7時を指したときにがれきに埋もれるロイドの姿が鮮明に写りました。

ただアーニャはまだ時計が読めず、具体的にあと何分残されているのかわかりませんでした。 「次にゴーンって時計が鳴るときは何時だ?」と困惑してしまい、周りにいる大人に「ゴーンってなるのは何時ですか?」と聞くものの30分ってあと何分だ?と困惑していました。勉強できないポンコツさが出ているなぁと思いました。 ばくだんを解除しようとするも、アニメのように赤と青以外にもたくさんの導線がありどれを切ったらいいかわからず別の作戦に出ました。 勉強はできないのにこういうところに気が回り別のアイデアを思いつくのはポンコツながらも賢いなと思いました。

 

4巻全体通しての感想

1-3巻までとかなり雰囲気が違う4巻だったなと個人的には思いました。 もちろんコメディティストはずっと一貫しているものの若干のシリアス?感やスパイ、 超能力など裏の顔がかなり見える4巻だったなと思いました。 アーニャが心を読んで事件を解決しようとするのはもちろんのこと ヨルさんはとんでもパワーで走っている車を蹴り強制的に停車させたり と「通りすがりのOL」 では絶対に不可能な離れ業をみせています。

1-3巻まではわりと裏の顔を持て余していましたが、4巻はその頭がふんだんに出てきていたため少し雰囲気が違うと感じました。いつもロイドが裏で活躍していましたが今回は家族3人とも(特にアーニャ)が活躍するエピソードがたくさんあったなと思いました。

また、未来予知できる犬も家族に加わり平凡なことがむしろ異常なスパイファミリーの家族が次々と増えていて、 今後が楽しみです。