SPY×FAMILY8巻あらすじ【ネタバレ有】
ヨルさんのいばら姫としての側面とアーニャの活躍がみれるそんな8巻でした。
あらすじ
くじで豪華客船の旅を当てたアーニャはロイドとともに旅行に行くことになりました。 ヨルさんは同じ日に豪華客船でいばら姫として護衛の任務をすることになりました。ヨルさんのいばら姫としての実力そしてロイドアーニャのバカンスが描かれる8巻でした。
アーニャとヨルさん
ヨルさんは豪華客船でいばら姫として仕事を受けたものの同じ華客船に乗ることになったアーニャとロイドさんに見つかるわけにはいきませんでした。アーニャはヨルさんの正体を超能力で知っているものの、もしロイドにヨルさんがいばら姫として裏の顔があることが知られてしまえば家族はバラバラになってしまうことを恐れ、ヨルさんとロイドを引き合わせないように 一生懸命いろんなことをしました。危うくヨルさんとロイドさんが鉢合わせそうになった際にはブティックに誘ってロイドとヨルをばったり会わないように考えたりとアーニャなりの“みっしょん”が展開されていてかわいかったです。
いばら姫としてのヨルさん
”つよさ”を誇るコルさんはいばら姫としての任務についていました。「敵さんがくるかもしれません」などと敵に対して丁寧な口調ながらも逃げられない船内で敵をバッタバッタと倒していく強さを見せていました。そんな中現れたかなりの手練れの敵にヨルさんは苦戦を強いられました。しかし敵だけではなくヨルさん自身にも迷いがあったため苦戦していました。もともとユーリを養うために始めた裏稼業もユーリが独り立ちした今果たして本当に続けるべきかどうか悩んでいました。
またもし隠し切れない傷を負った場合ロイドには急な転勤が決まったとお別れを言わないままフェードアウトする手はずになっていました。フォージャー家が居場所になりつつある状態で、しかもいばら姫を続けるモチベーションが低くなっていました。 そんな中で手練れの人との戦闘はヨルさんの動きが鈍くなっていました。倒されてしまう直前に最初にいばら姫として仕事を始めようとした理由である「世の中の理不尽が犠牲を少しでも減らしユーリの他愛無い暮らしを守るために」を思い出しました。
たとえヨル自身がフォージャー家との平穏な日常を失っても彼らの笑顔が守られればそれでよいと考えを改め「私は戦うことを辞めない」と見栄を切ったコマで終わりました。バトル漫画の展開全開でヨルさんの9巻での活躍が楽しみです。