yashahazeのブログ

漫画の感想を書いてます。メジャーだったりマイナー作品いろいろ書きます。

明日、私は誰かのカノジョ2巻あらすじと感想【ネタバレ有】

あらすじ

オムニバス形式で進んでいく2巻で焦点が当たったのは男の人に依存し、パパ活などをしてしまう女の子リテです。不安でしかたがなく常にだれかが一緒にいないと耐えられないメンヘラ気質のリナは、お金さえもらえれば自分の父親くらいの年齢の人とも寝るパパ活をしていました。そんな彼女の内面、行動が書かれていました。

 

リナの性格

リナは誰かに依存せずにはいられずに様々な男の人と連絡をとりつついわゆるパパ活をしていました。誰かと会うことで一時的な寂しさを紛らわすことはできていたものの、何となく心にぽっかりと穴があいているような虚無感を覚えていました。連絡があったりなかったりで一喜一憂しており自分が常に他人に振り回されていました。それに気づきつつも男の人に依存することはやめられず毎日過ごしていました。

リナと雪

1巻で登場していた雪とリナは大学での友人関係でした。今は他人にあまり心を開いていないためリナしか友達と言える存在はいませんでした。

リナも雪とコスメのことや授業のことなど他愛もない会話をしたり一緒に食事に行ったりする関係です。

リナは他人に振り回されない雪の姿に憧れており、もっといろんなことを知りたいと思っていました。

しかしお互いに雪はレンタル彼女、リナは体のありのパパ活をしている状態でありお互いに自分のやっていることを全部オープンにできるわけではない関係でした。

そんな状態で実は雪がレンタル彼女をやっていたことにリナは気づいてしまい、またリナのパパ活の相手吉田さんと誕生日プレゼントを選ぶためにあっていたことを隠していたことをリナは怒ってしまいました。

「雪は思っていることを全部話してくれない。愛していることがとても多い」と怒りをぶつけるリナに対し、雪は自分の素顔をリナに見せる決意をし2巻は終わりました。

個人的な感想

明日カノでは、女の子を通じて人間の欲望の部分にだいぶ踏み込む作品だなと思っています。2巻ではレンタル彼女ではなくパパ活をする女の子を通じて、依存してしまう女の子やそれを利用する男の人の一面をみることができたなと思います。

「お前たち女性には賞味期限がある」と若い女性に対し言葉を放った中年男性の吉田さんはなかなかとげのある一言だなと思いつつ、そういったシーンが多い明日カノにはまり2巻も楽しみです。